冷笑がBGM

他人に悪影響与えたり、取るに足らない歌詞しか書きません。

内府

結んで開いて断って閉じて誰だってそうして残す轍でしょ 心のご機嫌は誰がとってくれた

 

真夜中も朝もたいして違いの無いその部屋で衰えにだけ違和感感じて 夏の香りも詰まった鼻を撫でるだけ

 

扉を作っても誰も開けてくれないや 笑ってくれないか

側にいて欲しいひとが嫌いな誰かとシンクロしてく

瞼を閉じても時計の電池をかえても 思い通りになんて過ぎさっちゃくれない 傷口から溢れる紅

 

歩こうとして 押されて 走ろうとして 道を塞がれる

袋小路で 刺された

人は人を傷付けるのがいつしか平気になる それだけが 怖いよ だって 自分もそうだから

 

悪い夢は覚めない この世の難題はピラミッドのピースよりも重いだろう

 

全てが重荷になって死のうとしたって なぜか生きてしまうんだなあ 踏切が鳴っても僕は 線よりもっと下がって流れていく電車を見る 一瞬自分を映す 差した夕陽と相乗効果でドッと疲れる 誰よりも蒼白い顔をしながらあのひと元気かなとか考えてみたり 

 

同じような明日がきて悲しいとか君が背負いきれなくても僕が歌ってくんだよ 若者はみな悲しいけれど老衰はしない 老人は自分で思うより浅知恵だけど無茶はしないもんさ 

 

小さな痛みを忘れらるように もっと痛くしてみたよ 内府 僕たちは もしかしたら 僕だけが 君だけが 鈍く削られて言葉も出ないこの世界に さよなら できない 痛みだけ 痛いだけ 

 

何故だか 自分で 居たいだけ